2019.06.04 Tuesday
ヘルメット被ります!脳震とう後は慎重に
頭部外傷による硬膜下血腫
原因のほとんどが頭部外傷で、血管損傷から出血を起こす。
慢性硬膜下血腫のように微量の出血で3週間から数ヶ月かけて血腫が作られて、
頭痛や吐き気・嘔吐を起こすものもあるのでご注意を。
頭蓋外傷による硬膜外血腫
ネッター解剖学アトラスより
側頭部の骨は薄いので外傷で骨折することが多い。
側頭窩の内面に中硬膜動脈があるので、損傷で硬膜外血腫となる。
症状として受傷直後は意識障害を呈するが、脳体の一時損傷が少ない場合、すぐに意識は回復する。
しかし、血腫の増大によって徐々にあるいは急速に意識障害を呈する。
ヘルメット必須
ロードバイクの転倒で鎖骨骨折が多いことからも分かるように、身体側面から地面に落ちることが多い。なので頭部も側頭部打撲が多い。3年前に私が落車した時もヘルメットの左側面が割れて、ヘルメットが衝撃を吸収してくれて助かった。ヘルメットも進歩しており、お金をかける価値がある。
・MIPS 保護システム
MIPS(Multi-directional Impact Protection System、多方向からの衝撃に対する防護システム)は、脳外科医と科学者により設計され、落車時、角度の付いた衝撃が頭に加えられたときにも、脳に掛かる回転力を低減する。MIPS企画のヘルメットは各社から販売されています。
・WaveCel は、ボントレガーの頭部保護技術で、標準的なフォームヘルメットより48倍もの脳震盪の防止効果を持つ。
詳しくは、HAGIBOW BIKEWORKS へご連絡ください。