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試合期の食事法

長期のトレーニングで養ってきた体力と技術を最大限に発揮するために、試合当日の食事に次のような配慮が必要である。

1.試合中の物質代謝を合成から分解に傾けておくために、試合前3.5〜4時間は絶食を保つ。

2.試合前の食事はかさばらず、消化吸収がよく、普段食べ慣れた温かい食事をする。

3.牛乳やごぼう(食物繊維を多量に含む野菜)などの腸内ガスを多量に発生する食べ物を制限する。

4.試合の30分〜1時間前頃にビタミンCや他の水溶性ビタミンの複合剤を摂取する。

5.試合中に水分を摂取しにくい運動であれば、試合の30〜1時間前ころに水分を取っておく。

6.試合が終了した直後に、ブドウ糖に加えてタンパク質やクエン酸を摂取し肝臓や筋肉でのグリコーゲンの回復を図る。さらに、試合期間中の食事としてはグリコーゲンの蓄積を促進するために高糖質食を摂取する。

 試合や練習で最高のプレーを発揮するためには、食べ物や飲み物をどんなタイミングで取るとよいかを慎重に考えることが大切である。これらを決める場合には、科学的証拠を基にして、さらに個人差を考慮に入れて決定すべきであろう。あらかじめ、トレーニング期間に試行錯誤して食べ物や飲み物の種類と摂取タイミングを決定しておくべきである。

                                     『スポーツと健康の栄養学』より

author:潤 昭治(うるう しょうじ), category:トレーニング理論, 19:31
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